その昔、最初はFMラジオで音楽を聴いてただけだったが、父のオーディオシステムを拝借して次第にテープに録音するようになった。まだカセットテープの無い時代で、3号・5号・7号リールのオープンテープを駆使して「FMエアチェック」に勤しんだのであります。高校生ゆえレコードなどはおいそれと買えないからもっぱらテープが音源に。隔週刊の「FM fan」が録音チェックのバイブルと。
時が流れカセットテープが登場し、ウォークマンが現れるとオープリールからのダビングで音楽ライブラリも増えてきた。就職して収入が入りAKAIのGX-630Dを入手してからは10号テープとタイマー録音でさらにエアチェックが便利になった。
さらにさらに時が流れ、時代はアナログからデジタルへと変わり、「FMエアチェック」なる言葉など何処かへ無くなってしまい、FMチューナーもほとんど無くなってきてるのが現状。家ではネットワークオーディオ、外ではスマホかipad、LPレコードが見直されてきてるがハイレゾ音源の方が主流になってる。
そんななか、再びFMエアチェックを始めたのであります。まだ健在のFMのみのVictorのJt-V45チューナーから、PCソフトのB'sレコーダーのダイレクトカットでWAVファイルを抽出。flacファイルに変換してfoobar2000で聴いてる。foobar2000はAndroidスマホでもipadでも利用できるからm4aファイルに変換すればファイル容量を抑えて利用出来る。
アナログからデジタルへと時代が変わってもまだまだ「FMエアチェック」は健在。処分せずに置いてあったオーディオ機器が再び活躍してるのであります。
0 件のコメント :
コメントを投稿