2016/10/16
ミニトリップその2
群馬のミニトリップ、続きは世界遺産になった富岡製糸場。サルビアの赤(もうそろそろ終わり)とコキアの紅葉が秋を感じさせてくれる。
世界遺産の評価はさておき、フランス人の支援のもとに製糸業の近代化がなされたわけだが、我が国の絹織物は弥生の時代には中国から伝わってきており、ローマとほぼ同じ歴史を持ってる。
フランスは16世紀のフランソワ1世時代にハプスブルク家に対抗するための財政確保の手段として絹織物生産がイタリアから導入され、リヨンに工場が設置されて以後発展してきた。
国力強化のためには産業化が必須と明治政府が取った政策の一つが富岡製糸場で、時代を超えて共通するのものがありますな。
東京オリンピックの自転車競技の自転車である片倉シルク号を製産した片倉工業が、官営工場払い下げ後、最後の所有者であったことを始めて知った次第。
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