2015/06/18
ジューンブライド
挙式はまだまだ先なのだけど、娘の結婚式のドレス選びのお付き合いとpapaのモーニングのサイズ合わせに行ってきた。
最近はジューンブライドで6月の式が多いそうな。ローマ神話からとか、ヨーロッパの気候など諸説あるなか、一番の理由は中世ヨーロッパに起源をみることができる。
中 世ヨーロッパ、キリスト教が浸透していくなか、四旬節と復活祭(イースター)が終わり教会が暇になってからでないと挙式ができなかった。そもそも1月2月 は寒くて行動は控えめ。戦争さえこの時期は休戦期。さらに秋に仕込んでおいた食料が無くなってきて、3月は四旬節の断食ともあいまって結婚式どころではな い。
さらにさらに、キリスト教では40の数字が意識されており(モーゼの40日の放浪、キリストの40日の断食)、結婚も婚約後40日たたなければ挙式できないようで、キリスト教の重要な儀式が終わった復活祭後が婚約の時期となり、その40日後となると6月になるのである。
農事との関係も言われるけど、中世ヨーロッパの種まきは5月と10月、7月が秋播き小麦の収穫期。6月は牧草の刈り込み期、9月は葡萄の収穫とワイン造り(10月に新酒ができる)、寒い1月2月を除いて農民達は一年中忙しく結婚式とはあまり関係ないのであります。
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