2016/04/13

ベトナムコーヒー


再びコーヒーネタ。

我が家のコーヒーの入れ方はドリップ(紙フィルター)、パーコレーター、エスプレッソ、ベトナム式(プレス)である。味が今一つだけど、パーコレーターが大量に作れるのでお手軽。味が良く、スタンダードなのがドリップで、後始末も含めて手がかかるのがエスプレッソ。カップ1杯だけしか作れないのがベトナムコーヒー。

ベトナムコーヒーは、上記の写真のおそろしく単純な器具で抽出するのだが、奥が深いのであります。プレスの仕方によって味も抽出時間も変わる。

左奥のお皿の上に、右隣のカップを置き、細かく挽いたコーヒーを入れる。真ん中のフィルターで上から押さえる。押さえる圧で濃さが変わる(抽出時間も)のである。

都合3つのフィルターが微妙に粉をフィルタリングしてくれるので、パーコレーターほど粉が落ちない。後始末も楽で、エコでもあります。

18世紀の第二次百年戦争で敗北したフランスが、活路を東南アジアに求めてインドシナ半島を植民地化してからフランス文化に支配されることになったベトナムで、フランスのコーヒー文化が定着した。

どこでもそうだけど、文化は伝播し定着していくなかで少しずつ形を変えていく。ベトナムコーヒーも焙煎した豆に香り付けがなされ、独特の風味がある。残念ながらこの種の豆の入手は難しいので入れ方だけがベトナム式。

本日は歯医者の予約日、帰りにコンデンスミルクを買ってきて、久々にベトナムコーヒーを。(^_^)

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